栞12 

 次の日、出社すると、何か様子が変です。
私が、ロッカーにいると、加奈ちゃんが暗い顔をしてやってきました。

「 裕子、驚いちゃだめよ。
 しおりちゃん、亡くなったわ。」
「 えっ。」

私は、絶句しました。

「 朝、しおりちゃん起きてこないから、おかしいなって家族が部屋を
 見に行ったら、自殺していたそうよ。
 服毒自殺だって。
 あそこ、親が薬局やってるでしょう。
 薬、持ち出したそうよ。」

 私は、目の前が真っ暗になりました。
原因は思い当たらないということでした。
あまりにも突然の死であったし、遺書もありませんでした。
でも、しおりちゃんが持っていたあのチョコを渡した相手が原因だろうと私は思いました。
そんなに悩んでいたなんて・・・・。
相談してくれれば良かったのに・・・・。
どうして、言ってくれなかったのか。
 後ほど、加奈ちゃんだったら相手を知っているだろうと思って聞いてみたのですが、しおりちゃんに聞いたことはあるのだけれど、教えてもらえなかったと言うことで、結局、分からずじまいでした。



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[ 2007/11/29 19:23 ] | TB(0) | CM(0)

栞11 

 とにかく、チョコを食べると言いながら、食べなかったから約束違反です。
私は、思いました。

“ しおりちゃんに悪いことをしたな。
 約束を破って、怒ってる・・・・。”

私は、その日、帰り際にロッカーで、帰り支度をしている しおりちゃんに、一言声を掛けました。

「 今日は、チョコ食べるからね。」

その時、しおりちゃんは言ったのです。

「 さようなら。」

いつもの、“じゃ、またね”ではありませんでした。
それに、心持ち冷たい視線だったような気がしました。

“ まだ、怒ってるな・・。”

 でも、明日になったら、きっと元に戻ると思いました。
私は、少し気にはなったけれど、しおりちゃんのいつもの言葉を代わりに言いました。

「 じゃ、またね。」

そして、私は会社を後にしました。



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[ 2007/11/26 18:42 ] | TB(0) | CM(0)

栞10 

 次の日、私が出社して、お茶を入れているとき、しおりちゃんが私の所に来て言ったのです。

「 まだ、チョコ、食べてないの?」

私は、引き出しのチョコを見られたと思って言いました。

「 ええ、引き出しに忘れて帰ったわ。
 今日帰ったら必ず食べるね。」
「 分かった。」

しおりちゃんは、行ってしまいました。

“ 交換したのがバレちゃったかな。
 引き出しにしまったまま、忘れて帰ったのも知っていたのかしら・・。”

 それは、総務の誰かから教えてもらったのだろうと思いました。
部屋にはたくさんの社員が居るわけですから、私がしたことを しおりちゃんが誰かから教えてもらっても不思議はありません。

“ あんなに大きな音を立てて箱を落としたんだから・・・。”

そのとき、部屋に居る、みんなの視線を感じてはいました。

“ 誰が、教えたんだろう。
 加奈ちゃんかな?”

その上、机の中に忘れて帰ったのですから、困ったものです。



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[ 2007/11/23 17:36 ] | TB(0) | CM(0)

栞9 

 三時過ぎ頃だったと思います。
私は、課長さんから、たくさんの書類を営業に持って行ってくれと言われました。
それで、書類を二つの箱に入れて、二段に積んで両手で持って運ぼうとしたのです。
 ちょうど、しおりちゃんの机の横を通過したとき、椅子の足に自分の足を引っ掛けて、持っていた上の箱がしおりちゃんの机の上に滑って落ちてしまったんです。
机の上に何かがあったようで、落ちた箱が斜めになって、書類も上の方が滑り落ちました。
 それで、斜めになった箱を横に置きなおすと、下に私が しおりちゃんにあげたチョコレートの四角い箱が潰れてひしゃげていました。
私と同じで引き出しには入りにくかったのでしょう。
私のあげたチョコは机の上にあったのです。

“ 潰してしまった・・・。”

散乱した書類を横に、私は潰れたチョコの箱を見て考えました。

“ 潰したのを謝るのも気が悪いし・・・。
 そうだ、私のと替えておこう、同じものだし・・。”

 私は自分の机に戻って、しおりちゃんから貰ったチョコレートを持って来ました。
そして、机の上の潰れてしまったチョコレートと交換したのです。
それから、散乱した書類を箱に戻し、潰れたチョコレートを持って、営業に書類を届けに行きました。
 そして、書類を届け終わった私は、自分の机に戻り、潰れたチョコレートの箱から中身を出して引き出しに仕舞い込み、ひしゃげた箱はゴミ箱に捨てました。
でも、結局、その日、私は交換して自分の物になったチョコレートを机の引き出しに入れたまま、忘れて帰ってしまったのです。



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[ 2007/11/21 16:53 ] | TB(0) | CM(0)

栞8 

 バレンタインの当日、私は昼休みに木村さんにチョコレートを渡しました。
それから、総務で義理チョコを配ったのです。
その時、しおりちゃんも義理チョコを配っていました。
私と しおりちゃんは、配り終わって眼が合いました。
そして、お互い近寄ってチョコを渡したのです。

「 はい。」
「 はい。」
「 えっ・・・。」
「 あっ・・・。」
「 一緒・・・。」

 私と しおりちゃんが差し出したチョコは同じ物でした。
義理チョコより、少しだけ高い物です。
もっとも、同じ店で買ったのですから、同じ物でも不思議はありません。
しおりちゃんは、私に言いました。

「 でも、形だから・・。」
「 そうね、交換しましょ。」
「 今日、帰ってから食べてね。」
「 うん、持って帰って、味わって食べることにするわ。」
「 はい。」
「 はい。」

 私たちは、お互いのチョコを交換しました。
四角い箱に入ったもので、高さがありました。
だから、引き出しに入りにくかったので、私は貰ったチョコを机の上に置きました。



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[ 2007/11/19 20:04 ] | TB(0) | CM(0)

栞7 

 私は、電話を切りました。
加奈ちゃんと話すとどうしても しおりちゃんのことが思い出されます。
私にとって辛い思い出です。
 当時、総務には仲の良い友人が二人いました。
一人は、今、電話で話していた加奈ちゃんです。
もう一人は、しおりちゃんです。
よく三人で、仕事が終わった後、パブに行ったりしていました。
でも、今は、話が出来るのは加奈ちゃんだけなのです。
 私は、当時のことを思い出していました。
バレンタインの3日前、しおりちゃんと一緒にチョコレートを買いに行ったのです。
加奈ちゃんは、柄でもないとバレンタイン無視派ですから誘っても行かないことは分かっていました。
 それで、ロッカーで帰る準備をしていたしおりちゃんに声を掛けました。
しおりちゃんは、ちょっと躊躇したのですが、一緒に行くことになりました。
私は、寄る所でもあったのかと思いましたが、直ぐにOKしたので気にしませんでした。
行ったのは、手作りチョコで有名なお菓子屋さんです。
私は、木村さんにあげるチョット高めのチョコと義理チョコを数個買いました。
 レジに並んでいると、しおりちゃんがチョコを持ってやってきました。
しおりちゃんも高級なチョコを一つ持っていました。
私は、それを見て言いました。

「 高そうなチョコ。」
「 ええ。」
「 そうなんだ。」
「 うん。」
「 がんばってね!」

 しおりちゃんは、少し俯いて頷きました。
それまで、しおりちゃんはチョコをあげるような人の話はしなかったのです。
私は、誰かなって思いました。
でも、職場の人も思いつかなかったし、別のつながりで知り合った人だと思いました。



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[ 2007/11/16 19:20 ] | TB(0) | CM(0)

栞6 

 加奈ちゃんは、凄い情報屋です。
私は、勤めていた頃、同僚だった加奈ちゃんに、すごくたくさんの社内のことを教えてもらっていました。
 勤めていたのは商社です。
当時、私も加奈ちゃんも総務に居ました。
夫も、同じ商社の営業に居ました。
だから、加奈ちゃんと夫は、今も同僚です。
 今、夫はシンガポールに二週間出張に行っています。
出張は、時々あるので慣れっこです。
夫とは社内恋愛で結婚しました。
所謂、寿退社です。
 そして、私は会社の出来事とは疎遠になりました。
でも、会社での色々な出来事は知っている人の話ばかりですから、とても興味があります。
それに、便利なことに会社での夫の仕事振りも、加奈ちゃんは報告してくれます。
 加奈ちゃんは、私に言いました。

「 出張先で何やってるかわからないわよ、ふふ。」
「 それは、大丈夫よ。」
「 すごい自信ね。」
「 ふふ。」
「 あ、アルバイト、辞めたって言ってたわね。」
「 もう、10日程になるわ。」
「 そろそろ、退屈してるんじゃない?」
「 そうね。」
「 明日、会社、休みなんだ。
 久し振りに、昼、一緒に食べない?」
「 いいわ。」
「 じゃ、エスピウェールで12時でどう?」
「 いいわ。」
「 他にも色々情報あるわよ。」
「 へえ〜、楽しみにしているわ。」
「 じゃ〜ね。」
「 うん。」



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[ 2007/11/14 18:30 ] | TB(0) | CM(0)

栞5 

 電話は、加奈ちゃんでした。
加奈ちゃんと言っても、私より一つ年上のキャリアウーマンです。
結婚する前に務めていた会社の親しかった同僚です。
加奈ちゃんは、結婚するのも煩わしいと言って、今も勤めに励んでいます。

「 あのね、裕子。
 総務部の部長、結婚したわよ。」
「 えっ、うそ。」
「 それも、前に話した20才も年下の子とよ。」
「 へぇ〜。」
「 奥さん、とうとう、離婚届にハンコ押したんだって。」
「 そうか、意地でも押さないと思ったけど・・。」
「 ええ、でも、裏がありそうよ。
 分かったら、教えてあげるわ。」
「 相変わらず、情報を色々持っているのね。」
「 うふふ。
 ところで、木村さん、帰ってくるの、待ち遠しい?」
「 それ程でも・・。」
「 でも、二週間の海外出張でしょ。
 まあ、うちは商社だから仕方ないけど。
 毎日、電話、掛かって来る?」
「 ううん、行ったきりだわ。
 出張中、電話掛けてきたことないんだから。」
「 そうなんだぁ〜。」

“ 相変わらずだわ。”




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[ 2007/11/12 18:14 ] | TB(0) | CM(0)

栞4 

 私と博美はマンションのエレベーターに乗り込みました。
エレベーターは、4階に上がって行きます。
そして、博美は私の顔を見ながら言いました。

「 チョコレート、買いに連れて行ってね。」
「 そうねえ・・・・。」

 私は、躊躇しました。
博美は私の反応を見て、連れて行ってくれないかもしれないと顔が曇りました。
でも、バレンタインには苦い思い出が詰まっているのです。
 エレベーターが4階に着いた時、私が行くと言わないので、博美は再度言いました。

「 ねえ、連れて行ってよ!」

私は返事に迷っていました。

“ どうしようかな・・。”

博美は、返事をしない私の顔を見ています。
 エレベーターを出て、私と博美はマンションの4階の通路を歩いていました。
私は、もう一度どうするか考えました。
そして、博美の行きたそうな顔を見ながら結論を出しました。

“ 昔のことだし・・。”

これまでは、ずっと避けていたのですが、そろそろ気持ちを切り替えなければいけないと思ったのです。
 私は、博美に言いました。

「 いいわ、行きましょう。
 そう、私もパパに買ってあげようかな。
 もう、長い間、あげてないからね。」
「 ふ〜ん・・・。」

博美は、一応、行けることになったので安心したようです。
 玄関の扉に到着したとき、部屋の中の電話が鳴り始めました。

「 あっ、電話が鳴ってる、大変!」

私は急いで扉の鍵を開け、電話に急ぎました。

「 もしもし。」
「 あ、裕子いたの。
 なかなか出ないから、留守かと思った。」



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[ 2007/11/10 17:27 ] | TB(0) | CM(0)

栞3 

 私は、博美と手を繋いでマンションに入りました。
このマンションから保育所に通っているのは、私の所だけです。
通わせなくても、やって行けるのですが、アルバイトもしていたし、子供は子供同士の仲で育つ方が社会性もあって良いと考えたのです。
夫もその方がいいかも知れないと言ってくれました。
 マンションの通路を歩きながら、私は博美に話し掛けました。

「 今日は、博美は保育所で何をしたの?」
「 絵本を読んでもらったり、歌を歌ったりしたの。」
「 そう、絵本は、どんなの読んだのかな?」
「 泣いた赤鬼だよ、面白かったわ。」
「 そう、それは良かったね。」
「 あ、母さん、あのね・・。」

博美は、私の前に回って斜めの角度から、少し俯いてから顔を上げ、私を上目使いに見ました。
何か頼みごとをするときの仕草です。
私は、この仕草を見ると、勤めていた頃の同僚の しおりちゃんを思い出してしまいます。
 博美は私に言いました。

「 あのね、2月14日って、何の日か知ってる?」
「 知ってるわ、バレンタインでしょ。」
「 やっぱり、知ってるのか。」
「 チョコレートをあげる日でしょ。」
「 そう、私もあげようと思ってるんだ。」
「 えっ、誰に?」
「 教えないよ。」
「 どうしてよ?」
「 どうしても。」

博美は、口を尖らしました。



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[ 2007/11/08 18:54 ] | TB(0) | CM(0)

栞2 

 家賃は夫の給料でやって行けますが、家計の足しにとアルバイトをやっていました。
近くの本屋の店員さんです。
客は少ないから、暇といえば暇でした。
楽なアルバイトなので、ずっとやって居たかったのです。
でも、10日前に辞めました。
 店員の手伝いが無くてもやって行ける事が分かったのか、リストラされてしまいました。
売り上げもそれ程無い本屋だから、仕方のないところでしょう。
ですから、今は、洗濯と掃除をして、残りの時間はのんびり出来ます。
 毎日、刺激の少ない、ゆったりとした時間が過ぎて行きます。
今日は、博美が帰ってきたら、一緒に夕食の買出しに近くのスーパーに行く予定です。
 エレベーターで下に降りて、玄関から出ると、もう保育所のバスが、マンションの角を曲がってやって来ました。
ゾウやキリンの絵が描いてある車体が、スピードを落として玄関前に止まりました。
時間ギリギリで危なかったようです。

“ 最近、バスの順路が変わったのかしら?”

私の疑問を他所に、バスの扉が開き、保育所の先生と博美が降りてきました。

「 じゃあ、先生、さようなら。」
「 また、明日ね。」
「 うん。」

私は、軽く先生に挨拶をし、バスは走って行きました。



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[ 2007/11/06 19:23 ] | TB(0) | CM(0)

栞1 

   栞


 暖かそうな日差しが、出窓の赤いシクラメンにあたっていました。
私は、テーブルのカップを持って一口残っていた紅茶を口に含みました。
温かみのあるミルクの入った甘い紅茶は心地が良いです。

“ ボーン。”

壁に掛けてある時計が一回鳴りました。

「 もう三時半か。
 そろそろ、出迎えに行かなきゃ。」

 私は、カップを台所の流しに置いて、保育所から帰ってくる博美を迎えに部屋を出ました。
マンションの扉を開けると、2月の風はまだ冷たいことが分かりました。

「 寒い!
 上着を着てこよう。」

外は思ったより寒かったのです。
部屋に戻りセーターの上にコートを羽織って再出発です。
部屋から出て、マンションの4階の通路をエレベーターに向かって歩きました。
 途中、初老の上品なおばさんが軽く会釈をしてすれ違いました。
買い物帰りなのでしょう。
この時間によくすれ違います。
旦那さんも、たまに見ますが上品です。
 このマンションは、比較的裕福な人が多く棲んでいます。
家賃は、高い方ですが部屋は広く住み心地は良いです。
それに、オートロックだしセキュリティも整っています。




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[ 2007/11/05 18:10 ] | TB(0) | CM(0)

家翳1 

   家翳


 Kさんと始めて会ったのは、ある研究会でした。
私は、演壇で研究内容の発表をしている時、話には集中していましたが、何か視線を感じていました。
たくさんの人が会場にいた訳ですが、漠然と強い視線を感じます。
私は、誰かが私の話以上の何かに興味を持っている感じがして、会場のひな壇をそれとなく見回しました。
 ひな壇には、配られた要綱に眼を通している人やボールペンでメモをとっている人がたくさんいました。
もちろん、座ってじっとこちらを見ている人はたくさんいます。
その中で、私は、ひな壇の中段の上、正面から少し右で話を聞いている30才台の男性をとらえました。
 私は、この人だと思いました。
何故、この人かと言われると、この人だとしか言いようが無いのです。
私は、この人とは初対面であったし、何処の誰かも分かりませんでした。
だから、相手も初対面だし、私の話以上の何かに興味を持っている感じというのは私の思い過ごしであろうと結論づけました。
そして、その視線は、私の話の内容に強く疑問を感じているものなんだろうと思いました。
まあ、質問の時間もあるし、疑問があればその時間にするだろうということで私は話を続けました。
 どんな質問をされるのか少し不安を感じていたのは事実です。
しかし、私が話を終えて、司会が、質問の時間を取りましたが、その人は特に手を挙げることはしませんでした。
私は自分の持ち時間を終えて、ひな壇を見る事も無しに、控えの部屋に戻りました。
研究会の時間はどんどん過ぎ、他の人の話も次々終わり会は散会となりました。




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[ 2007/11/01 00:18 ] 家翳 | TB(0) | CM(0)
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