考えてくれましたか?
それでは、答えです。
ポイントは、船乗り、病院を退院、海亀のスープの味を確かめてから表情が変わった、の三点です。
解答は、色々な人が作っていますが、大筋では似ています。
その中で、私の知っている範囲では、これが一番かなと思います。
( 解 答)
スペインの町で、船乗りは新大陸に行って新しい生活を始めようと思っていた。
新しい恋人ができて、今度こそ危険な生活から足を洗って海からあがろうと考えていた。
スペインから新大陸へ行く船は、危険もあって多くはなかった。
彼は、船乗り仲間の船長に頼み込み、今まで貯めた金を使って、恋人と2人で小さな船に乗ることに成功した。
航海は、一日、二日はとてもいい天気だった。
しかし、三日目、昼頃から海は時化始めていた。
夕刻には、既に空は黒い雲に覆われ、どしゃ降りの雨と強風に見舞われた船は、操縦不能の状態になっていた。
夜、船は大きく傾き沈んでしまった。
船乗りと恋人は、嵐の吹きすさぶ中、船の救命胴衣を身に付け、板切れに掴まって海を漂った。
次の日、気が付くと2人は周囲6キロメートル程の小さな無人島に流れ着いていた。
2人の他には、船乗りの友人の船長と、船員が3人流れ着いていた事が分かった。
無人島での6人の生活が始まった。
まず、簡単な小屋を作り、雨露をしのいだ。
しかし、食料は、嵐で流され何も無かった。
無人島を探すと、水はあったが、食料になりそうな物は少なく、食べる物は海から取れる海草や小さな魚が中心となった。
6人は日に日に痩せて行った。
特に船乗りと船乗りの恋人は、厳しい生活に衰弱が激しかった。
何日か過ぎて、船乗りは衰弱した体を引きずって島の奥に木の実を探しに行った。
そして、帰って来ると、恋人がいない。
どうしたのかと、船長たちに問いただすと海草を取りに行った時、深みにはまって潮に流され見失ったと言う答えだった。
船乗りは、嘆き悲しんだ。
次の日、衰弱した船乗りが小屋で横になっていると大きな声で、海亀が獲れたと言う声が聞こえてきた。
しばらくして、船長たちは、海亀のスープを作って船乗りに持って来た。
船乗りは、いままで飲んでいた魚のスープとはまるっきり違った海亀のスープを飲んでおいしさを実感した。
そして、数日間、焼いた魚と海亀のスープは続いた。
海亀のスープが出なくなって、二日後、近くを通りかかった船に発見されて、船乗りは故郷のスペインに戻った。
船乗りは、体の衰弱を回復するため、病院に入院する事になった。
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